2016年3月7日月曜日
「スポーツ×データ分析」の隆盛
ジャイアンツのデータを活用して優れたアプリの作成を競う「ジャイアンツハッカソン」が開催されます。
→GIANTS HACKATHON公式サイト
近年、ビッグデータの活用に注目が集まっているが、スポーツはまさにデータの宝庫です。
こうしたデータを活用してチーム強化を図る「セイバーメトリクス」については
ブラットピット主演の『マネーボール』を通じてご存じの方も多いでしょう。
マネーボール [SPE BEST] [DVD]ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
マネー・ボール (RHブックス・プラス)武田ランダムハウスジャパン
最近ではファンクラブ会員の来場・購買履歴を始め、
スタジアムWi-Fiの接続データから球場内の移動動線分析なども行われています。
しかし、問題は「膨大なデータをどのように活用するか?」です。
このデータの活用部分に関しては、まだまだ成功事例として確立されたものが少なく、
トライアンドエラーでそのビジネス的可能性を試すフェーズにあるといえるでしょう。
そこでこのハッカソン。
技術とアイディアと情熱を持った人たちの力を借りて、
競争の原理を上手く取りれつつ、新たなサービスを形にしてみようというもの。
ちょっと形は違いますが、日本ではいち早く楽天イーグルスが学生人材の育成と発掘を兼ねて取り組んでいたと思います。
→楽天イーグルス公式サイト:【学生必見】「データ分析コンテスト」を開催!参加者募集開始
このような動きは今後より活発になるでしょう。
つまり、スポーツビジネスに必要とされる求められる人材像がグッと広がる可能性があります。
競技現場でも、ビジネスサイドでも、またチームやリーグからデータ分析を請け負う企業でも
データ分析スキルとそれを元にしたビジネスを考え、実行できる人材が引っ張りダコになる時代が
もう目の前に来ている訳です。
スポーツNPO、Jクラブ、プロ野球球団を経て、研究者に。現在は九州産業大学人間科学部准教授(博士・経営学)。スポーツマーケティング論やスポーツを通じた産学協同プロジェクトを専門にしています。
facebook:https://www.facebook.com/ksu.fukuda.seminar/
twitter:https://twitter.com/takuya_fukuda
NewsPicks:https://newspicks.com/user/9345/
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿